2018年10月にスタートした「こどものためのドラマスクール沖縄」、現在9歳〜18歳までの12名が在籍しています。
通常のレッスンでは、インプロ(即興演劇)をやったり、短い台本(テキスト)を使ったり、自分たちで小さな作品を創作することをしているのですが、このたび地元のコミュニティラジオ「FM那覇」で、自分たちのラジオ番組を持つことになりました。
昨年度末に別のラジオ局に取材をしていただいたことで、こういったメディアに興味を持つ人が出てきたというきっかけがあったこと、また「自分たちのアイディアや思いを形にして人に伝える」という意味では、広い意味で演劇と通じるところがある。自分たちで考えて、自主的に活動していくことで、みんなの力をさらに伸ばせるのではないかと考えたからです。
とはいえ、レッスン外の時間にスタジオまで送迎してもらったり、平日に打ち合わせをしなければならなかったりなので、全員が同じように参加できるとは限りません。
それぞれが、自分の興味の度合い、可能な範囲・形で関わることになりました。もちろん、「まったく関わらない!」のもアリです。
まずは、ラジオ局に「こんな番組にしたいです」という企画書を出さなければいけないので、そのためのミーティング。ラジオでどんなことがしたいのか、アイディアを出し合ったり、
ラジオをやることで自分が何を実現したいのか(←そう難しい言葉では言いませんけど)を話し合ったりします。
結果、タイトルは「ドラマスクールラジオ 私たちは思う。〇〇は、生きるちから!」に決定し、無事企画書も通って「ランスルー」本番通りの練習をすることになりました。
これは、パーソナリティーをするみんなのための練習でもありますが、機材を操作する講師(わたし)のためでもあります。(むしろ、そっちの方が大きい)
過去に別のコミュニティラジオで音響機材の操作はやったことがあるのですが、今はzoomを使えたり、YouTubeのための録画も同時に自分で行ったり、今回は生放送ではなく収録なので、その操作も覚えなくちゃいけません。
スタッフの方からは、現在高校生が自分たちだけで切り盛りしている番組もあるので、みんなそのうち自分たちでできるようになるのでは…と!早くその日が来ることに期待(笑)。
無事にランスルーを終えて、余裕の表情のメインメンバーたち。
実際に、緊張のあまり言葉に詰まってフリーズしてしまう、なんてことは一度もなく、それなりに楽しくおしゃべりできていたので、スタッフの方からも「インプロの成果ですかね?」なんて言われたりしました。(はい、そうだと思います!)
さて、ランスルーは最初の一歩で、今度は実際の番組開始に向けて、毎回の企画を考えて、準備する必要があります。
スタジオに来られないみんなからは、インタビューに応えてもらったり、リサーチに協力してもらったりします。実際にスタートしたら、みんなも様子がわかって参加しやすくなることでしょう。
そして迎えた第1回目の収録日。
「緊張する!」と言いつつ、まとめて2回分の収録、初回担当の2人でしっかりやり遂げました。
これから、実際に放送されたものを聴いてみて、ひと様が聴いて楽しめるかどうか、改善するところはないか、ひとつずつブラッシュアップしていくことでしょう。
収録後「緊張したけど、楽しかった〜またやりたい!」と宣うふたり。
安心して。すぐまた次の収録がやってくるからね!次から次へと!(笑)
『ドラマスクールラジオ 私たちは思う。〇〇は、生きるちから!』
FM那覇 78.0Mhz
2024年7月7日より、毎週日曜日17:30〜18:00
インターネット「LISTEN RADIO」で、全国から聴けます!
もしお聴きになったらぜひメッセージやご感想、リクエストなどをお寄せくださいね。
FM那覇のサイトはこちらから。
YouTubeでも過去回をご視聴いただけます!
プレイリストはこちらから。